モチベーションのあげかたのコツ:心と頭を一致させるには?
仕事でも家事でも副業でも勉強でも運動でも、「やりたい!」と心では思っているのに、体が動かないことありますよね。「どうしてできないんだ?」と自分を責めてしまいませんか?
でも、自分責めは目的達成に百害あって一利なし。まずは自分の中で何が起きているのかを理解して、ふむふむ、そうなのか〜と思いながら、正しくモチベのメンテしましょ!
目的のモチベーションと行動のモチベーション
モチベーションには以下の2種類があると考えるとわかりやすいと思います。
1)目的のモチベーション
2)行動のモチベーション
この2種類のモチベーションを色々な方法でメンテすることで、行動はうまく回っていくと感じています。その中でも、今日は1)の目的のモチベーションの話をしたいと思います!
やりたいのに行動できない(しない)=「心と頭」が不一致
「身口意」(しんくい)の一致という言葉を聞いたことがありますか?
仏教では身と口と意の3つを揃え、調和させていくことが大事だとされています。
身=体、行動
口=口で言うこと、頭で考えていること
意=心で感じたり思ったりしていること
一方で、これがバラバラな状態が、やりたいはずなのにできない、と言う状態です。
頭で考えていても、心で本当に願っていなければ、それを叶えたり、実行に移すことは難しく、逆にいうと、「やりたいのにできない」ことは、頭ではやりたいと思っていう一方で、自分の本心ではそれを願っていない可能性があります。
ダイエットであれば、世間体的にはした方がいい、でも心の奥底の本心では「やっぱりお菓子食べる方が楽しいな〜」とか「美味しいもの我慢してまで痩せなくてもいいよね」と思っているとか…。
つまり、心と頭が一致していないのです。
心と頭を一致させる方法
心と頭を一致させる方法は、私は二つあると思っています。
- 環境を変える
- 最大の結果が得られた時にどんないいことがあるかを繰り返し考え、妄想する
環境を変える
痩せたい→痩せている人と友達になる
ブログを続けたい→ブログを続けている人がたくさんいるコミュニティに入る
など、自分がやりたいと思っていることを当たり前に実現している人たちとお近づきになるのがお勧めです。
実現している人たちの存在そのものや言動を常に見聞きしていると、自分の当たり前の基準が変わってきて、心でも「痩せているのが当たり前(=今太っているのはおかしい!)」と思えるようになってきます。
最高で最大の結果を妄想する
「その論文が発表されて、考えられうる限りの最大で最高で最良の結果が出たら、どうなりますか?」
私が初めての論文で行き詰ったとき、当時のコーチに言われた言葉です。
私は「内容がみんなに注目されて、各種メディアにも取り上げられ、この論文の結果を参考に社会の仕組みが変わり、患者さんが受けるケアが良くなる」と答えました。
もちろん実際にそこまで行く可能性は低いと思いますが、これを考えただけでやる気が出て、論文を書き上げることができたのです!
理由は多分二つあって、一つは、論文を書くことの本当の意味(=患者さんのケアを向上させるため)を再認識できたこと。
もう一つは、「そうなったらすごい!嬉しい!」という感情を先取りできたこと。
この二つがあって、心からその結果を得たい!と思えるようになったのです。
論文という例で書きましたが、ダイエット、運動、家計簿つける…、何にでも応用できると思います。
まとめ
ということで、やりたいと思っているのにできないことがあるときには、
心と頭の不一致があるかもしれない、と考えて、
「環境を変える」
「最高で最大の結果が出たらどうなるか妄想する」
やってみてくださいね!
いつか行動のモチベーションについても私の試行錯誤の結果を書いてみたいと思います!